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Posted by 京つう運営事務局  at 

2010年01月12日

捨て犬・捨て猫報道番組(追跡AtoZ)

1/9に放送されたNHK『追跡AtoZ』の特集は、「なぜ繰り返される ペットの悲劇」でした。

虐待目的で里親里子でペットを譲り受ける人、新しい子を引き取ったからと言って飼育放棄する人、多くの人が無意識に陥る浅はかな極端な子犬指向。
何から手をつけて良いかわからない問題ばかりです。

ペットショップなどでかわいい子犬ばかりを陳列し、消費者がそれにつられて子犬を飼うという流れは本当にどうにかしないといけないですね。
ビジネスの道具にされ、生命としての尊厳を全く無視されるワンちゃんネコちゃんたちの哀れなこと。

私が最近気になるのが、異種掛け合わた「ミックス犬」というもの。最近良くテレビ(主に「しむら動物園」)で見かけます。よりかわいい子犬を「生産」して儲けようという思惑があんなにあからさまで嫌らしいのに、あのもてはやされ様。
あれが放送される度に業者が儲けているのだと思うと気分が悪くなります・・・。

某企業のCMで「お金を借りてでもかわいいと思った子犬をかいましょう」というおかしなメッセージに多くの人が感化されてしまったことが、虚しいペットブームに火をつけてしまったのだとは思いますが、本当にテレビって怖いです・・・。

そんな中、ペットショップでは犬・猫を扱うのが禁止され、犬・猫を飼う場合は里親として施設から引き取る必要があるというドイツの取り組みが紹介されていました。他のヨーロッパ諸国でも同様の法律・取り組みを施行している国があるようです。
ヨーロッパの例を出すと、「安易に外国のマネをするな」という方も必ず出てくるのですが、ここを見習わないでどうするんだ!

最近はこういった話題で必ず取材される熊本市動物愛護センターも登場しましたが、懸命に人間(飼い主)の説得や指導を行っても施設はやむなく保護されたワンちゃんネコちゃんで満員ということが、悲しくなりました。
私も微力ながら不幸なペットが減るようにネットなどを利用して呼びかけていきたいと思います。
関心のない人の心には簡単に届かないかも知れませんが、関心のある人から徐々に情報が行き渡り、考えてもらえればなと思います。


映画『犬と猫と人間と』

*リンク先、すぐに動画が再生されて音声が出ます。ご注意を。  


Posted by てりぶる  at 01:01Comments(2)動物